Languages / Japanese / Level 5 · Unit 1

討論の技法 — The Art of Formal Debate

Lesson 125 of 170 · Level 5 of 6All lessons
In this lesson

You are learning the art of formal debate: you will read the scene it happens in, learn 10 words and phrases, take apart the pattern behind them (debate rhetoric: ~とは限らない / ~からといって / ~にほかならない), hear them in a conversation, rehearse them, and finish by saying one thing out loud to be graded.

The scene

A panel discussion at Tokyo Midtown about the future of Japanese cuisine, moderated by a food critic

The Great Washoku Debate

東京ミッドタウンのホールで、「和食の未来」をテーマにしたパネル討論が開かれた。登壇者は三人。ミシュラン三つ星の料理長、食文化の研究者、そして若手のイノベーティブシェフだ。

料理長が口を開いた。「伝統を守ることが最も重要です。和食がユネスコに登録されたのは、その精神が評価されたからにほかなりません」。研究者が応じた。「しかし、伝統的な方法が常に最善とは限りません。時代に合わせた進化も必要です」

若手シェフが割って入った。「伝統を守っているからといって、それが美味しいとは限りません。僕は東京の食材でフレンチの技法を使います」。会場がざわめいた。

司会者がまとめた。「賛否両論ですが、議論すること自体が和食の未来にとって重要にほかなりません」。討論の後、三人は六本木の「龍吟」で食事をした。山本シェフの料理は、伝統と革新の完璧な融合だった。討論の答えは、皿の上にあったのかもしれない。